「ねぇ、ほんとにここでまってるだけで、だれかさがしにきてくれるのかな?わたしたちが”まよいのもり”にいるって、だれもしらないんじゃないの?」
 真っ暗な中、じっと黙っているのも不安で、私は声を出してみた。
 だがその内容は私自身を更に不安にさせるものだった。
「だいじょうぶだよ。じかんはかかるかもしれないけど、きっとだれかがさがしにくるよ。」
 アキが自分に言い聞かせる様に言った。
 だが本当はそんな保証などどこにもないのだ。
 私はまた涙が零れそうになった。
「だいじょうぶ。ちゃんとわたしがかきおきをしてきたから、もうすぐむかえがくるはずだ。」
 タクの力強い声が私達に元気をくれる。
「ほんとう?」
「さすがタクだな。」
 涙は引っ込み、希望が湧いて来た。
 アキも俄然元気になった。
「おなかすいた~。きょうのごはんはなんだろう?」
「それより、しかられないかな?すごくおこられるかも…。」
 さっきまでとは違う不安が押し寄せてきて、私はまた心配になる。
「やっぱり、おこられるかな?」
「そりゃそうだよ。”まよいのもり”にはちかよったらダメだっていわれてたんだから。」
「ダメだっていわれていることにちょうせんしたゆうきをほめてほしいよな!」
「なにそれ。」
 私は笑ってしまった。
 丁度その時、森の奥に明かりが見え、私達を呼ぶ声が聞こえた。
「「むかえがきた!」」
 アキと私は立ち上がって、明かりの見える方へと一目散に駆け出した。

















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もうすぐ夏休みも終わりだと言うのに、娘が起きない!

昼過ぎどころか夕方頃まで寝てる。

そんでもって、いつものごとく宿題が終わっていない。

また前日に徹夜か?

それでまた体調壊すのか?

いい加減にして欲しい。

なぜ毎年同じ事を繰り返すのだ?

バカなのか?

きっとバカなのだろう(涙)

やっぱり私の子だった(笑)

あと数日休みも残っているので、なんとか宿題終わらせたい。

でもあとどれだけあるのかいまいち分からない。

娘、宿題を把握してないから、後から後からあれも!これも!と宿題が湧いて出て来る。

さっさと終わらせろーーーー!

切実な叫びでした(笑)