「おはよう!ってタク?なんで居るの?」
マグヌスと共にやって来たアキがタクの姿を見て驚きの声を上げる。
「お前が羽目を外さない様に監視する為だ。」
「ゲッ!」
「嫌な顔をするってことはやはり…」
「な、何もしてないよ!ちゃんとしてるよ!なっ、メイ!……メイ?」
顔を伏せ、出来るだけ話を聞かない様に意識を遮断していた私はアキに肩を叩かれてハッとして顔を上げた。
「あ、おはよう。」
私が挨拶するとアキが不審な表情を浮かべた。
横に居たマグヌスも不審な視線を寄こす。
「な、何?」
私は無理に笑みを浮かべて聞いた。
「メイ、体調悪い?」
「え?」
体調はすこぶる良い。
だが心が拒否反応を示していた。
今迄は我慢出来ていた物が出来なくなっていた。
タクの傍に居たくない。
正確にはタクとアキとマグヌスの輪に交ざりたくなかった。
どうしても私一人が邪魔な存在だと意識してしまう。
自分の居場所はここにはないと感じてしまう。
「あ、うん、少し…。」
瞳を逸らし俯く。
「大丈夫か?無理するな。今日はゆっくり休んでろ。」
「…うん……」
そう言ってアキに促されるまま私はその場を後にし部屋へと戻った。
もう何もしたくない。何も考えたくない。
私はベッドに潜り込んで目を閉じた。
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昨日(9月14日)はメンズバレンタインデーだったんだね。
男性から下着を贈って愛を告白する日だとか。
そんな日初めて聞いたよ。
そんでもってBLの為の日?とか思った私はやはり腐っているのだろうか?(笑)
いや、ここに来ている人達は同志の筈だ!
そうだよね!!!
でも同性の下着ならまだしも、異性の下着って買うのがまず難しくない?
そんでもって贈られても、貰った方も困るよね。
やっぱ同性の為の日じゃん!
BLの告白を後押しする日じゃん!
これからBL業界でメンズバレンタインデーが浸透していく予感♪
楽しそう♪(笑)
でも昨日ってセプテンバー・バレンタインで別れを切り出しても良い日でもあるらしいね。
複雑~(笑)