昨日はリンの元へ行く為に学校を休んでしまった。
 ハルが心配しているかもしれないと思いながら、カズイは教室のドアをくぐった。
 だがそこにハルの姿は無く、城から直接来たカズイはハルが寮で寝坊でもしているのだろうと気にも留めなかった。
 しかし一時間目の授業が始まっても姿を見せない事を不審に思い、その休み時間に友達にハルの事を尋ねてみた。
「ハルなら昨日も休んでたよ。寮にも帰って来てないぜ。」
「え?何かあったの?」
「知らないよ。」
 一体どうしたんだろう。
 嫌な胸騒ぎがする。
 カズイは担任を捕まえて同じ事を聞いた。
「こちらにも連絡がなくて心配している所だ。一体どうしたんだろうな?」
 全く危機感の無い担任に、カズイはイラっとした。
「私が様子を見てきます。」
 そのままの勢いで飛び出していきそうなカズイの腕を、担任は捕まえて引き留めた。
「こらこら、まだ授業があるだろ。行くなら放課後にしなさい。」
「っ……、はい…」
 一刻も早く様子を見に行きたかったが、担任の言う事にも一理あった。
 今現在何も分からない状態で、自分のすべき学業を放り出してまでハルの元へ行く事は出来なかった。
 内心ハルの事が気になりながらも、カズイはその日の授業をこなした。
 そして授業が終わると一目散にハルの家へと向かって馬を飛ばしていった。
 一体何があったんだ?
 カズイのこの心配が杞憂であればいいと思いながらも、カズイの胸騒ぎは酷くなるばかりだった。














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ち~~~っと短いが許しておくれ。

キリが良かったのだよ。



それにしても今日は寒かったよね!

ちょっと暖かくなって来てたのに、また冬に逆戻りだよ。

寒いの嫌いなのよ。

早く暖かい春にな~れ!

そして、春眠暁を覚えずで、まったりとまどろんでいたいわ~(笑)

まぁ私の場合、年中ネムネムなんだけどね(笑)